fc2ブログ

Entries

『2017-06-25』




諸事情につき更新はなし、としたハズなんですが、ほっとくとなぜかパソからアクセスができなくなってしまう、という怪奇現象回避のため、月1ぐらい?で、当たり障りないこと?を書いていくことにします。

by Miracle Numao Yasuhiro






2年程前から、

良かった映画のDVD
これはDVDで持ってたい
あまりにも安いから買ってみた

ってDVDをちょくちょく買っています。

既に100本近くになってますが(笑)、レコードとは比較にならないぐらいに収納はラクチンポンですね。



2017-06-25.jpg


写真左から、

『インビジブル』(2000年)、150円。
『ダイ・ハード』(1988年)、270円。
『東風』(1970年)、756円。
『私はゾンビと歩いた!』(1943年)、1250円。
『アンダルシアの犬』(1929年)、1250円。
『ピクニックatハンギングロック』(1975年)、2950円。
『ワイルド・パーティー』(1970年)、750円。
『桐島、部活やめるってよ』(2012年)、2250円。

です。

一気に買ってきました。それぞれの価値がわかりやすいですね~。納得の値段です。しかし、我ながらジャンルがバラバラ。

観てる暇がないのでまだ全部観てはいませんが、1番値段が高い『ピクニック~』は本当に良い?映画で、でも、あん~まりないんでしょうねぇ。それでいてカルト的なんでしょう。カルトと言えば『アンダル~』や、『ワイルド~』などの方が一般論的にはカルトですけど、そんなに高くないのも頷けます、なんとなく。

合計9626円。

久しぶりにお金を使った気がします。つってももう1ヶ月前ですけど。しかし服とかとは比べものにならない勢いで安いし、僕が高校の頃かなぁ、映画のソフトが出始めの頃は、映画1本18000円(VHSのビデオテープで)ぐらいが相場でした。それでも、映画館でしか観れなかった映画が、自宅で、何度でも観れるなんて夢のようだな、的な感じはありました。それを知ってる世代なので、これだけ買っても「あの頃」の半額ぐらい、冗談かと思いますよ。勿論あの頃が、です。どんだけボロい商売してたんでしょうかね(笑)。コレ、中古とは言えDVDですから、画質に文句がある、なんてことはまずないですし。





『インビジブル』(2000年)、
かなり前ですけど、TV放送された時に観て、ゴリラ?人間?が透明になっていくシーンのCGのインパクトが、かなり凄かった印象があります。って言うかそこしか覚えていません。でも、下でも書きますが記憶に一切残ってない映画も沢山あるんで、そう考えるとそこだけでも覚えてるのは凄いのかも知れませんね。150円だし、買ってみました。ってこれバーホーベンなんですねぇ・・・。

『ダイ・ハード』(1988年)
何も考えないですむ、スカラピシャドバーンな映画として、一家に一DVD、あってもいいんじゃないでしょうかね。全く同じことが『スピード』(1994年)にも言えます。理屈抜きで誰が観ても面白い、よくできた映画の代表格です。270円でも高いです(笑)。何度もTVでやってるし、100円でも見たことがあります、その時買っとけば良かったです(笑)。

『東風』(1970年)
出た、ゴダールです。そして出ました、記憶に一切残ってない(笑)。かなーり前に観てますが・・・。例の、『YMO』の、例の『坂本龍一』のアレの元、ですね。この頃のゴダールはある意味で早かったタランティーノという、信頼?です。

『私はゾンビと歩いた!』(1943年)
タイトルだけは知っていました。世界最初期のゾンビ映画、と書きたいところなんですが、これより前にあるんです。しかし、1943年って(笑)。第二次世界対戦の最中ですよ。アメリカはこんな映画(失礼)撮ってたんだから、まぁ余裕ってことです。そりゃ勝てないわなぁ・・・。勿論ロメロ監督の『ナイト・オブ・ザ・リビング・デッド』(1968年)が、ちゃんとゾンビ映画、って意味では最初なんでしょうけど。ただここ10年のゾンビ映画ブームにおいて、走るゾンビは認めない、とか言ってるけど、そもそもブードゥに伝わる最初のゾンビ自体、人なんて襲わないし、人間に忠実で人間の手伝いなんかしています。そこ、白人が良いようにねじ曲げてる恐れもないとは言い切れない(奴隷制度)。完全にタイトルにやられました。このタイトル、手に取らないワケにはいきません(笑)。因みにまだ観てませんが、この時期のこの手の映画は絶対に、映像は綺麗なハズです。ドイツ表現主義の影響が必ずやあると思われるので。

『アンダルシアの犬』(1929年)
で、出た~!!ブニュエルですよ、ダリですよ、シュールでリアリスムですよ。ついに買って来ました。約25年の時を経て。昔、このDVDを持っていて、生徒に貸したっきり、最早誰に貸したかも記憶にない(笑)。ので、買いなおしてきました。ま、ハッキリ言います。こんなの観なくていいし、知ってなくていいです(笑)。いや、マジで。

『ピクニック atハンギングロック』(1975年)
コレ、ヤバイです!!!バイヤーです。『1999年の夏休み』(1988年)、が良いとか言ってる場合じゃねぇ。監督は俺の『目撃者 刑事ジョン・ブック』(1985年)のピーター・ウィアーです。ズーレーでイーゲーでメーユーでジツゲンでイーフカです。最高です。

『ワイルド・パーティー』(1970年)
まさかラス・メイヤー作品が1000円以下で買える時が来るとは、ラス・メイヤーを知った約22年前には、夢にも思いませんでした。マニアックなビデオを扱う中古のビデオ店などでは、どんなタイトルであれ、ほぼほぼ万越えしてました。って気持ちだけで買って来ました(笑)。まだ観てません。多分ファッションでしょうね。内容?あらすじ?から言って。内容的には一切期待してません。良かったらどーしよう。

『桐島、部活やめるってよ』(2012年)
おぉ、来ましたねぇ~・・・、買った中ではリアルタイムで、しかもこの中では劇場で観た唯一の映画です。劇場で観た後から、「これは絶対DVDで持ってないとダメだ」と。やっと買って来ました。普段は運動部の連中に勝てないが、ゾンビになっている時なら、ゾンビになれば俺達ダメ文化部(映画部)だってあいつらに勝てる!!ドラフトなんて来やしないであろう野球部のパイセンがドラフトをいつまでも待つ!!何でもできてカッコ良い宏樹は、本当にやりたいことが見つからず何事もその根幹が、いかにも上っ面な部分でしか考えられない自分に気付く、そしてそんな自分に涙し、完全なる敗北を感じて、これからどうしよう・・・など。まぁ奇蹟の映画ですよ、奇蹟の。何故ならあまりにも良かったので同監督の過去作を全て観てみたんですがね、大変申し訳ないんですが他は別に・・・、っていう。でも、だからこそ!!なんです。これが僕が嫌味さを感じないで観れた証拠でもあるんです。奇蹟の証です。『桐島~』は別格のダントツでした。僕の中ではこれまで最高の邦画は(いわゆるクラッシックスは除く)『野獣死すべし』(1980年)と『その男、凶暴につき』(1989年)だったんです。『野獣~』は何だかんだで5回ぐらい観てんですけどね、観る度にあんまりぃ~、になって行くんですよ(笑)。ギョウギョウしいって言うか、わざとらしいって言うか。前半は最高なんですけどね。鹿賀丈史と田舎に逃げてからの悪魔表現雷ゴロゴロ~ピッチシャー!!さえなければパーペキ。初見時のインパクト・良さから下がって行くんです。そこへ行くとたけしの『その男~』は良いですね。初見から今も良いし、観れば観る程良い。だけど、『桐島~』はそんなレベルは軽く超えてます。ただ、難点もある。何かひとつのことをやってきた人、または、ある程度年齢を重ねないとわからない映画、であることが明白です。特に若い人には、いかにあの野球部のパイセンが素晴らしいかは、なかなかわからないと思うんです。バカにしてるんじゃなくて。そういう映画もあるんです。そしてそれで良いんです。とは言え、キューブリックのそれに比べたら、嫌味さがない分やっぱり素晴らしい映画だと言えます。

レコオタからDVDオタにならないように気を付けます(笑)。





2017 06/25   ついに風邪ひいた 20:45







スポンサーサイト



『2017-06-04』



諸事情につき更新はなし、としたハズなんですが、ほっとくとなぜかパソからアクセスができなくなってしまう、という怪奇現象回避のため、月1ぐらい?で、当たり障りないことを書いていくことにします。

by Miracle Numao Yasuhiro







約2ヶ月ぶりにレコを2枚買ってきました!!!それの紹介?です。このテンポで買うぐらいならレコオタ病も治るかな(笑)。


Album
Rhythm Of LifeJames Mason(1977年)

2017-06-04-James-Mason-1.jpg
ジャケ表。




2017-06-04-James-Mason-2.jpg
ジャケ裏。


40年も前の音なのかぁ、しかし良いなぁ。。。僕のサイトの「オンガク」(2014-11)で書いた”UmbrellasPeanut Butter Wolf”(2004年)なんですが、この曲を知って、

原曲あるよね?
誰?
このシンセの音何?機材は?俺この音欲しい!!

と。そっちに詳しい奴に聞いても明らかにならず、実はこれが元と知ったのは僕もここ最近なんです。って考えると曲を知ってから約13年が経ち、やっとサンプリングの元音源が手に入った。このレコは1999年、Rare Groove再燃後の再発ブームに乗って出た再再発盤、の更に中古で、900円でした。去年探してても見つからず・・・、久しぶりにユニオンに行ったら各店舗で再発新品が押しレコとして飾られていました。1993年(UK)、1999年(UK)、2012年(Japan)、2014年(US)、と再発されています。ので、その新品レコは再再再再発盤の輸入ってことでしょうかね(笑)。ま、高いんで買いませんけど。

アルバムは何回か繰り返し聴いてみたがやっぱりA-1、ド頭の、

”Sweet Power Your Embrace”
こちら。
がどう考えてもダントツで良かった・・・。moogと思われるシンベ系の音も好きですけど、何とも言えない印象的なストリングス系と電子を混ぜたようなシンセの音(上モノ)、これがどうにもツボでしてね。

ドラムは地味な演奏ですけどあの、あの、Narada Michael Walden。肝心のJames Masonはギターにピアノにキーボード、その表記は、

Fender Rhodes
Arp Odyssey
Poly-moog
Arp String Ensemble

とやりまくり。印象的なシンセのストリングス的な音色はどれか、Arpのどっちか、でしょうねぇ・・・、Arp Odysseyでしょうねぇ。さらにエンジニアとアレンジとプロデュースもJames Masonがやってます。どうかしてる(笑)。

この人はまともなアルバムはこれしかない。このアルバム直後に録音された未発表曲を集めたアルバム「Recollection ∈ Echo」が2015年に出てまして、聴いてみましたがイマイチ。やっぱりコレでしょう。

まぁ、全ての点でこの曲は最高です。

しかし僕が聴いてやられたその、

UmbrellasPeanut Butter Wolf”(2004年)
こちら。
なんですけどね。改めて聴いてみたら、これはまんま過ぎて、勿論作曲とは言わないだろうしリミックスのレベルでもない気がするんですけど(笑)。知らないって罪ですねぇ。。。











12 inch single「Beyond Serious」より
Beyond My EyesBIBIO(2017年)

2017-06-04-BIBIO-1.jpg
ジャケ表。Art DirectionはBIBIOこと本名Stephen James Wilkinson。CGはMark Mathiesonって人。完全にこのアート・ワークにやられました。僕世代の音楽好きなら常識のRoland TR-808、通称ヤオヤがジャケに使われてる時点で手に取らないワケにはいかない、ズルイ(笑)。このジャケデザだけで買う気は満点でした。





2017-06-04-BIBIO-2.jpg
ジャケ裏。良い感じです。。。ぶっ壊れて宝石かぁ・・・、最高。





2017-06-04-BIBIO-3.jpg
インナー表。





2017-06-04-BIBIO-4.jpg
インナー裏。





2017-06-04-BIBIO-5.jpg
A面のラベル。





2017-06-04-BIBIO-6.jpg
B面のラベル。



うん、ラベルの凝り様は良いんですけど、インナーの見せ方がイマイチおしい・・・。繰り返しし過ぎ。

BIBIO?ビビ男?1978年生まれのイギリス人音楽プロデューサーだそうで。当然知りません。新品レコにつき視聴ができなかったため、一度店外へ。YouTubeに上がっていればそこで聴いて、良かったら買おうと。そしたら同じように外でスマホで視聴してる奴が2人もいました(笑)。で、A-2の、

”Beyond My Eyes”
こちら。
コレがあって視聴、即レジへ、でした(笑)。

去年の4月1日に出たアルバム「A Mineral Love」に合わせたインタビューがネット上にあり、読んでみたところ、俺の『Hall & Oates』『Stevie Wonder』、僕はイマイチ好きになれないんですけど良いのはわかる『Steely Dan』が好きだと言っていて、なる程、と。

そしたらそのアルバムがYouTubeに丸ごと上がってあり聴いてみたんです。中でも、

”Town & Country”
こちら。
『Tuck & Patti』を彷彿とさせるギター・ワークがステキックですが・・・。

”Gasoline & Mirrors(feat. Wax Stag)”
こちら。
うん、ビビ男が生まれた頃の感じの音で良い、んだけど・・・。

アルバムで聴くと、”Lovin' YouMinnie Riperton”(1974年)とコードが全く同じ曲や、70'sのCMソングみたいなフワァ~っとしたボーカルとフワァ~っとした透明感のあるアレンジの曲・・・が多い。この、

70'sのCMソングみたいなフワァ~っとしたカンジ

は流行りなんでしょうかね。

2015年の4月のここで書いた『Toro Y Moi』にしてもちょい前に来日した『Thundercat』にしてもこの感じ、過ぎです。全部同じに聴こえる。。。

それは当時の大人が『Duran Duran』『Kajagoogoo』をどっちも同じじゃんと感じた感じに近いのかも知れませんねぇ。。。









2017 06/04 22:02






Appendix

Monthly Archives

Profile

miranuma

ここはミラクル沼尾のブログです。
サイトのBBSが崩壊、ここに移動。

Extra

プロフィール

miranuma

Author:miranuma
ここはミラクル沼尾のブログです。
サイトのBBSが崩壊、ここに移動。

最新記事

月別アーカイブ

検索フォーム

ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード

QRコード