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シティ・ポップ1980-1989 69/100 『戯夜曼/岩崎宏美』(1985年)



シティ・ポップについて、僕の思う感じ?に関しては第1回、
シティ・ポップ1980-1989 1/100 『Morning Glory●竹内まりや』(1980年)
こちら。
の頭、序文にて、で・・・。

「シティ・ポップ1980-1989 69/100」

リアタイの歌手でした。って今もいるんでしょうけど、僕お得意の、

特にファンではありません、

です。

しかしながら、シングル盤とアルバムは合計10枚近くあります。全て100円レコでして、特に70年代の音源が多く見付けることが出来ます、出来ました、かな。僕はJapanese Rare Groove見知から、70年代の『岩崎宏美』音源を見付けたら迷わず買っていたんです。本人がディスコ好き・ディスコ音源好き、もあり結構聴きましたが、あん~まり、あん~まり現場で使えるような曲はありませんでした。とにかく70年代の音が好きで、ジャケ裏の年代表記を見て、70年代の音ばっか探してましたからねぇ、、、『岩崎宏美』に関してはむしろ80年代の音源の方が良い、又は面白いかも知れませんねぇ。

「ロマンス」(1975年)、「センチメンタル」(1975年)、「ファンタジー」(1976年)、これら代表曲は勝手に70年代末だと思ってましたが、意外にも古いんですねぇ。クリエイターは3曲とも阿久悠筒美京平、何か当たり前過ぎて気に入りません。まぁ、最も昭和歌謡ど真ん中、な感じです。でも今筒美京平って書くのにスマホ打ったら、包み京平、と出たんです。なので許します(笑)。凄いなぁ、時代って。筒美京平が一発で変換されないんですよ?筒美京平ですよ、筒美京平大先生が、ですよ。

現場でかけたい曲として、また、それ関係なしでも好きな「万華鏡」(1979年)、が一番好きな曲です。まー、当時みんな歌ってました。だって「まんげきょう」ですよ、

当時小6です、

ショウインドゥ~

マン毛!!!

キョウのよう、ダカダッ!!ダカダッ!!

つって、全員がまんげを強調して歌ってました。そりゃそうなりますって。多少狙ったんじゃねーかなぁ(笑)。

「聖母たちのララバイ」(1982年)、単純に良い曲です。

ここまでの『岩崎宏美』シングルは、当時、聴こうとしなくても、大体知ってました。今のように細分化されることなく、みんなが同じエンタメ、を楽しんだ時代です。書いたように誰かが学校で歌うから、TVを見せてもらえなかった僕でも知ってんです。逆に「聖母たちのララバイ」以降、僕は知りません。TVを見せてもらえなかった僕が以降を知らない、を考えると、『岩崎宏美』時代は一旦、ここで終了した、とも言えます。

僕が高校の頃、母がどっかから帰宅すると、

「今タクシーで駅から帰って来たんだけどさ、運転手さんが岩崎宏美を文化会館まで乗せたらしいんだけど、態度酷かったって言ってたわよ」

と言ってましてね、それが未だに忘れられません(笑)。

まぁ、機嫌の悪い時、と言うより、勘違い?は誰にでも多少はありますから・・・。







さて、やっとこのアルバムについてです。

Album
戯夜曼/岩崎宏美(1985年6月5日)

2020-1004-岩崎宏美
ジャケ・表。写真はToru Kogure(小暮徹)。デザインはMasanori Okawa。スタイリストは元『プラスチックス』、ここでもちょい前に書いた元『MELON』などのボーカル、佐藤チカです。100円レコ、完全にジャケ買いでした。どう観てもスタイリスト、佐藤チカの手腕でしょ。良いジャケです。流石佐藤チカ。

『岩崎宏美』がデビュー以来所属した事務所「芸映」を離れて独立後、初シングルを含む初アルバムです。

「戯夜曼」とはオランダ語でDiamant、ダイヤモンドの意味だそうです。

残念ながらバック・ミュージシャンの表記は、インナーにもジャケ裏にもありませんでした。書けよ!!!ってまた別なインナーが実はあり、そこに書いてある、だったらすいません、なんですけどね。何しろ100円レコですから。売られていた時の状態のまま、じゃない場合もあるんで。本当はポスター付き、なのに、ポスターだけ抜かれて売りに出された、とか。資料としてインナーだけ抜いて売りに出した、とか。何せ100円レコですから。

なかなかのシティ・ポップ感、です。

アルバムから3曲、書きます。


「唇未遂」(くちびるみすい)
作詞:松井五郎 作曲・編曲:奥慶一
こちら。
このシンベがもう最高です。これぞシティ・ポップ感。作詞に松井五郎登場!!!ってこの前にもあるのかも知れませんが。俺の『安全地帯』の松井五郎、ですよ。つって調べたらこの前の前のアルバム、『私・的・空・間』(1983年)では、デビューはしてるけどまだ全然売れてない頃の玉置浩二が3曲、作曲で関わっていました!!!こりゃチェックしなきゃ、ですねぇ。



「射麗女」(しゃれいど)
作詞:松井五郎 作曲:奥慶一 編曲:萩田光雄
残念ながら音源は上がってませんでした。



「決心」
作詞:山川啓介 作曲:奥慶一 編曲:萩田光雄
こちら。
あえて世露死苦とか、本気と書いてマジと読ませる的な、ヤンキーみてーな(笑)、イミフな当て字漢字タイトルが並ぶ中、この曲タイトルだけ普通に「決心」、なんです。シングル曲みたいですね。どうりで・・・。タイトルも曲もわかりやすさ優先、流石シングルです。当時TV番組で出た映像などもありましたけど、やっぱりレコ音源です。








3曲もあれば十分です。マジで大量に100円レコを買っていた時期があるので、1曲もねぇな、も沢山あったんです。1曲でもあればもうOKです。

関係ないけど、行きますか、

万華鏡/岩崎宏美』(1979年)
こちら。
ドリフですかね。最っ高ですね。今見るとこれは同年、約半年前に出た『魅せられて/ジュディ・オング』の感じですねぇ。

こちら。
レコ音源です。



つって、いてもたっていられなくなり、玉置浩二が提供した3曲を調べたんです、そしたら1曲、上がってました。

Morning Breeze/岩崎宏美』(1983年)
こちら。
パーペキ!!!ボーカルとシンセとベースだけの伴奏後、Aメロがはじまった時のリズム、べー・ベベ、なベース。やっぱりリズムなんですよねぇ。後ろで鳴ってる上モノシンセが完全に『The Hustle/Van McCoy』(1975年)です、ディスコってことです。Aメロ+Bメロ+サビ、のBメロとサビのところ、ヘッドフォンで聴くと跳ねた鍵盤が!!!何だろ、エレピ?ですかね。これぞシティ・ポップじゃねーか!!!1983年と言えば、まだ売れてはいないけど1月に『安全地帯』はファーストを出しています。このファースト、まぁ名盤、この時期の匂いが漂う、名曲です。この感じは度ストライクです。アルバム『私・的・空・間』、探します。こりゃ持ってないとダメだ。



2020 10/04 19:19 ミラクル沼尾




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